大阪市を5つの特別区に分割する構想に対する是非を問う大阪市民対象の住民投票(いわゆる、大阪都構想と呼ばれています)が、5月17日に実施されますね。

この投票で賛成多数となると大阪市がなくなります。

大阪市立大学は、大阪市がなくなる以上、いずれ、名称変更になるのですね。友人の多くが、この大学の卒業生でもあり、馴染みがありますので、橋下さんの発案により、実際に市民の投票で大阪市と共に大阪市立大学なくなる可能性があることが、他人事ではなく、心配です。


大阪市立大学付属病院も、大阪府立病院も、二重行政どころか、大阪および日本にとって、大変重要な病院です。併合と言う案自体、大阪市民としては、違和感を感じます。


大阪市民でない、そして、大阪市立大学、大阪府立大学の出身でない、橋下市長は、市立・府立大学の出身の方や大学関係者と、十分に話合っているのでしょうか。


この日の市民投票および都構想に7億円近くまたは以上の予算が使われるとの記事もありました。お金の使途の詳細も知りたいですね。7億円を病院や子供達の施設や教育活動などに有効に使う方法もありますよね。


本当のところ、橋下さんが何をしたいのか、大阪市からの情報誌を色々読んでも理解できないところがあります。現役の大阪市長が大阪市をなくそうとしているのですから、残念ですね。


ただ、本当に政治家として、大阪のために大阪の二重行政の無駄を省き、大阪に貢献してくださるであれば、大阪市を存続させたうえで、その問題を解決するために働いて欲しいですね。そうすれば、私も大阪の市民も心から応援すると思います。


大阪市立大学は、作家開高健さん、京都大学教授山中伸也先生も卒業され、名だたる物理学や法学の教授もおられた歴史のある大学ですね。









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