高坂正堯氏 没後20年

産経新聞に、「高坂正堯再考」「現代を見通す 深い洞察」と題した、夕刊の掲載。

読んでいて懐かしく、久しぶりに心から尊敬できる先生に再会できた気分でした。

「文明が衰亡するとき」(56年)は、私の宝物の本の一つであり、青春の思い出です。

時代を超える高坂氏の視点として、以下の記載がありました。とても、高坂先生らしい言葉かと思います。ご紹介致します。

「現実に得られるのは、対立はあるがそれがともかく爆発点にまで達せず、争いがないという平和である。・・・均衡点を得るために駆け引きする政治家も平和に貢献しているのであり、そのことが忘れられるとき理想を描く平和論は危険な幻想となる。」

また、高坂先生の著書を読み返そうと思っています。

Yoshiko











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